続・みずうみ

映画のことを中心に、小さく平凡な毎日の中で自分が感じた色んなことを、湖のような落ち着いた心持ちで考えていきたいと思います

地方へ

土・日と地方に取材に行っていて、昨日の深夜に帰って来た。

 

普段泊まりがけの仕事はほとんどないし、まったり屋外イベント取材レポートみたいなことだったので、ギャラもいいしおいしいなー、移動中や空き時間は溜った本をまとめて読めるな、くらいの軽い気持ちで引き受けたのだけど、ここまで田舎すぎると、単独行動ができないので、朝から晩までクライアントに拘束されてしまう!ということに気付いた時には時すでに遅し。

 

場末感溢れるビジネスホテルに精神を地味にやられる。道やら駅舎やらハードはすごく整備しているんだけど、ソフトがあまりにスカスカの駅前の町並みにも胸が痛む。限界集落とかより全然寂しい町並みだった。

たむろする可愛らしいヤンキー少年少女たちと、彼らを温かく見守る、駅前に一軒だけのコンビニのおっちゃんとのやりとりは微笑ましかった。

 

若い頃はいろいろ平気だったんだろうけど、年を取ると貧乏旅行できなくなるってこういうことなんだなあ。

久々だからじゃない?慣れだよ、慣れ。と出張の多いだんなさんは言うけれど、んあーどうでしょう。別にもう慣れなくてもいいのでは感もあり。

 

 

結局今の世の中、おいしい仕事なんて甘い話は存在しない。

雇われ仕事は、トータルで見るとどの仕事も生かさず殺さずの絶妙ラインをついて設定されている。それが資本主義であるってことを忘れてはならんな、と思う。

だから仕事は、自分がやりたいなとか、ちょっとわくっとかできることを基準にして、引き受けちゃって当てが外れても大体は「やー勉強になったなー」でまるっと収め、速やかに忘れちゃうというスタンス。

 

今回「おいしく」はなかったけれど、いろいろ新鮮だったし、珍しいことに代理店の人たちが、「いい人」だった。

ものすごい偏見は承知だが、日頃感じの良い代理店の人に出会う率ってかなり低いので、それだけでも随分和んだ。ま、現場のイベントプロデュース会社のプレスの人たちは、おおむねいつもの感じだったけどさー。敬して遠ざければよし。

 

各国グルメを堪能し、パーティでは死角に入ってテキーラのように素早くワインをあおりつつ。

子どもを離れて、たまにはいいかと思う。

原稿も現場でほぼ書き上げていたので、さっき修正も完了。すっきりさっぱり。