続・みずうみ

映画のことを中心に、小さく平凡な毎日の中で自分が感じた色んなことを、湖のような落ち着いた心持ちで考えていきたいと思います

メディアのはしっこから

昨日は濃霧雨降りの中を、沼津まで取材。

インタビュイーの中に、ビルマ人のいわゆる「技能実習生」が3人。

昨日も昨日でいろいろと考えさせられた。

 

毎日毎日、わたしたちはいろいろなものに引き裂かれているなあ。

なかなかすぱっと格好良くは生きられないものだ。

現実を都合よく編集するということに対するジレンマといつも隣り合わせなことを、心のどこかがいつも苦しく感じている。

 

何事も、なるたけ第一次情報に接するというのが実に大事で、

間がかめばかむほどに、意識的/無意識的ミスリーディングを避ける事は不可能だ。

あらゆる情報にそれは当てはまるのだとつくづく思う。

 

だからといって、すべてに懐疑的な姿勢でいるのは、すごく労力を必要とするしんどい生き方になってしまう。

 

命にかかわることとか、ここはゆずれない大事なポイントというのを各自認識して、そのポイントにおいては、安易に流されて損なわれるようなことはないよう注意深くあり、その他の分野においては、結構なんでもいいという姿勢で生きていくというのが、こういう世の中における生き方のひとつのこつかもしれないと個人的に思っている。

 

「嘘は言ってない」というのは、もはや言い訳以外のなにものでもないというケースに取り囲まれてはいるのだが(だって例えば「言わないことあるいは書かないこと」で、あることをないことにするようなことは茶飯事な訳だから)、

この小さなブログでは、自分の接した一次情報で、大事と思う事については時々シェアしていきたいと思っている。

 

しかしそもそも、果たしてこの世にはソリッドな事実などあるのだろうかという根本的な疑念は残るのだけど。