続・みずうみ

映画のことを中心に、小さく平凡な毎日の中で自分が感じた色んなことを、湖のような落ち着いた心持ちで考えていきたいと思います

ぽかんと一人。

だんなさんはインタビュイーに会いに茗荷谷。おっちんはまりかとアニメ映画(「クボ」)を見にモールへ。ゆうたは部活で市民健康マラソン。

そんなわけで、もうすぐゆうたが帰ってはくるけれど、ぽかんとひとりの日曜日。

寒くてぐずぐずしてしまうな。

 

どんどん「いってらっしゃい」と送り出す役目になってるなあ。

最近、道で着ぶくれした赤いほっぺの子どもを自転車の後ろに乗せて、ぐんぐんと風を切って自転車を漕いでいるお母さんを見かけると、きゅんと切なくなる。ああいう時があったよな、って。

あの頃はわずらわしいし重たいし、ってぷりぷりしながら漕いでた時もあったのに、今はもう懐かしいような甘い感覚で思い返している。

 

何事も、濾過されるみたいにして優しい記憶だけが留められればいい。

 

 

最近読んでハー、と思った言葉。

「怒りが蒸し返すとき、誰かに仕返しをしたくなったとき、それは前に進んでいない時」という言葉。

 

時々、「思い出し怒り」というのがこみ上げる時がある。

なんであんな風に言われたり、されたりしてへらへらしていたんだ私。とか思ってキー!となる。もうとっくの昔に終わったことだのに。何かの小さな拍子に思い出し、出し抜けに身体がかーっと熱くなったりすることもある。すごく不思議で、理不尽に感じるこの心の動きって何やろう、と思っていた。

そういうのは、「自分が停滞しているサインなんだ」とクールに客観視すべきことなんだな、と思う。

 

また、「小さな言い返しを含めたあらゆる仕返しというのは、自分にとっては本当に無益」という言葉。そんな人のために、労力も時間も1ミリも使うことはない。ぜーんぶ自分のために使うんだ、ということ。

 

前を向いて、太陽の差す明るい方向を見て、自分自身と自分の愛する人にフォーカスする。静かな活気を持って。

 

 

今読んでいる本2冊のこと。

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ジャレド・ダイアモンドの「銃・病原菌・鉄」、わくわくが止まらない。知的好奇心をものすごく刺激される。勉強ってこういうことだよね!と思う。どうして学校ではこういうことをひとつも学べなかったんだろう。小学校の高学年から8年とかあるわけでしょう。あまりにもったいなすぎる。

大人になってから、歴史が面白すぎるし、歴史を学ぶ意義も大人になってから初めて分かった。

 

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茂木健一郎河合隼雄の対談「こころと脳の対話」、すごく分かりやすく、これもわくわく。久々の泰然とした河合先生節に癒されるし、茂木さんは若くて少年みたいにぴちぴちと活きの良いこと。

「科学」よりも「関係性」の話、とても納得。ここには人間関係の妙というものの秘密が隠されているなあ。まっすぐ、愚直に、気持ちに正直に生きることが、臨床心理的にも脳科学的にも一周回って人にとって幸せなことなんだなと思う。つくづく中途半端なさかしさはいらないものだ。

 

 

さて、やる気がでなくてずるずる引き延ばして来たが、そろそろ仕事の文章を書くとしようー。