続・みずうみ

小さく平凡な毎日の中で、自分が感じた色んなことを、湖のような落ち着いた心持ちで考えていきたいと思います

コツコツと。

木曜日は、ジムもお休みなので、あきらめもつく。

今日のTO DOを書き出してみたら、ざっと9個。

あ、妹へのメールの返信も忘れちゃだめだ、10個。

 

と、言うてるまに、だんなさんに「名刺発注しといてー」と頼まれ11個。

はーー、とまずは深呼吸をし、ラジオ体操第一もやり、それからコツコツひとつずつ、やっていくしかないっすね。

と書いたそばから、電話が鳴る。ちょっと「ピキッ」とくるものがあります。

 

にしても、コツコツひとつずつ、より良い方を選ぶ、という姿勢は、長いこと生きてきたなかで、徐々に身に付いてきた善きことのひとつだと思う。辛抱強い性質のだんなさんの影響も大きいけれど、「年の功」とも思う。

 

ちょっと話が逸れるけれど、フランスと韓国の大統領選が、ほぼ同時にあって、どちらの国民も、より「平和的」なベクトルを選択したという結果になり、良かったな、と思っている。

 

韓国は、前政権の反動ということがまずあるし、フランスに関していえば、マクロン氏は、元プロの金融屋で、ずっとエリート街道をひた走って来たような人物で、弱者に寄り添うリーダーとかでは、まあないんだろうとは思う。

しかしロシアの資金援助を受けながら、孤立主義や排外主義を掲げるルペン氏がリーダーになるのは、やっぱりとんでもなく怖いことだ。

 

バラ色の選択はない。

このことを考えた時に、いつも思い出すオノ・ヨーコの言葉がある。

 

「悪をなす人々は容易に団結する。悪は利害さえ一致すれば、細かいことは問わないからです。

善をなす人々は、理念などの細かい違いに拘泥して、なかなかまとまらない。だから、悪は強いんです。

私はふたつのことだけしか見ない。その人やその行動が戦争に向かっているか、平和に向かっているか?

平和に向かっているのなら、誰でもありがとうと言って手を繋ぎます。」

 

フランス大統領選でも、棄権者が相当数にのぼったという。けれど、完全に納得できる道などそうそうなく、主義に合わないからと棄権するのは、今のような世の中ではとりわけ危険と思うのだ。

目の前に選べることがあったら、それが双方不本意なものであったとしても、何はともあれ「平和」に向かっている方向を、ひとつひとつ、選んでいくしかない。じりじりと、ひとつずつ。

 

一足飛びでどうにかしようと思う未熟さが、トランプ大統領を生んだと思う。

今の日本の状況もしかり。すぐに結果がほしい。分かりやすく手軽なものに飛びつく。じりじりと一歩ずつ積み上げる地味さと、時間をかけるということに耐えられない人が大勢いるんだと思う。

 

時間がかけられないという病は、もうとどまることを知らない勢いで、もはやコントロールできることではないような気も正直しているけれど、だからこそ、「目の前のひとつずつを、これは戦争に向かっているか、平和に向かっているか」とシンプルに吟味する、という習慣を大事にしたい。

 

コツコツ、ひとつずつだ。