読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

続・みずうみ

小さく平凡な毎日の中で、自分が感じた色んなことを、湖のような落ち着いた心持ちで考えていきたいと思います

帰省

ぷはー。つ、つかれた。

1週間のスキー&帰省の旅から、無事帰宅。

今回はだんなさんもいたので、色々と気を遣った。

でもだんなさんはわたしの10倍くらい、気を遣ったことだろうな。

 

年々実家がしんどく、故郷の町はどんどん遠くなる。

好むと好まざるとに関わらず、わたしの居場所はもう「ここ」なのだなあ。

 

もうすぐそこまで、本格的な介護の時代が迫っている。

実家近くに住む妹に甘えすぎないようにしなければ。

弟は当分海外だし、そもそもあんまりあてにはできん。

きっと関東と関西を行ったり来たりが徐々に増えてくるんだろう。

 

子供が手を離れて、でもまだ巣立たず、かわいい姿を見せてくれ、

わたしはわたしで、やりたい仕事ができて、家族みんなが健康で。

 

そんな今のステージがいつまで続くか分からぬ。

そして毎年ひとつずつ確実に年も取るのだし。

より、日々悔いなく、やりたいことをやっておかないとなと思う。

 

帰り道、恋人の家に移り住んだばかり、新婚ほやほやの親友にちょこっとだけ会う。

高速降りないでいいようにと、ハイキング兼ねて大津サービスエリアまで来てくれた。

 

ここは、琵琶湖や比叡山が見渡せる絶好のロケーションにあるSAで、おみやげもレストランも充実している。徒歩で入って来られるルートもあって、デートスポットになっている。さすが地元!のナイスな提案だった。

 

初めて会うだんなさんはあくまで優しく、柔らかい人だった。彼女をとってもいとおしく思っているのが伝わって来て、ほのぼのした。

彼女はひとつも無理してなくって、いつもどおり、そのまんまの彼女だった。でも礼儀正しく、お互いを思い合っていた。なんだか幸せでぴかぴかしていた。

彼女が身長が170cm以上もあり、だんなさんはやや小柄だったので、ふたり並んだ時のでこぼこ具合もなんだか微笑ましく、すごく似合っていた。

 

四半世紀、ずっと彼女を見て来たから、なんだかふつふつと感動するものがあった。

家族も恋愛も大変で、すべてが憂鬱で睡眠薬なしには眠ることもできない時代もあったし、昔は全体的にもっとずっとうす暗かったと思う。

 

けれど、だいぶ前から、もう明るくあることに決めた、という風になった。現実にしっかり足をつけて、手持ちの資産や長所にフォーカスし、本当に大人になった。

わたしはいつまでもふわふわしたところが抜けない。それに引き換え、彼女は大好きなものを長く愛して、それで生活に彩りを加えて楽しんで、あくまでリアリスティックにひとつひとつ階段を上るみたいにして生きている。そういう姿を見せてもらうことが大きな学びだと思う。

 

暗い、辛い部分を味わい尽くしたからこそ、物事の明るい、美しい面を見ていくと心に決めている姿にいつも小さく感動させられる。

あれがない、これがない、とひとつも言わない。大きく望まないし、現状にとても満足している。パラダイスはないということを、身に沁みて良く分かった上で、やりたいようにやっている。ほんとに見習わなくちゃと思う。

 

その人に会っている時の自分が好きと思えるような人が友だちでしあわせ。ちょっと自分がぐん、と引き上げられるような感覚、ちょっと素直になり、背筋が伸びるような感覚をいつも与えてくれる親友に感謝。

 

2時間弱の短い逢瀬の後、お互いにおみやげを交換しあって別れ、一路、辻堂へ。

道中いただいた京都ふたばの豆大福は、これまで食べた大福の中でダントツ一位の美味さであった。(さっき食べた大黒堂の「御鎌餅」もすっごく美味しかった。)

 

19時前にはなんとか着いて、運転で疲れすぎて頭痛がした。ばたんきゅう、と眠る。