読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

続・みずうみ

小さく平凡な毎日の中で、自分が感じた色んなことを、湖のような落ち着いた心持ちで考えていきたいと思います

内田先生の話を聴きにいく

note

おととい、ツイッターをぼーっと見ていたら、フォローしている内田樹先生のツイートに「藤沢の講演の準備」とあって、ナヌ、藤沢?

調べてみると日曜の午後から確かに藤沢で講演をやるとのことで、満席との表示だったけれど、だめもとで電話したらキャンセルが出ていた。

ので、だんなさんも誘ってふたりで行ってきました。

 

内田先生、武道家だから当然なのかもしれないけれど、たくましく若々しく、朗らかだけど甘えが入り込めない厳しい雰囲気があり、多忙な方特有の前のめりな感じ、無駄なことをしている暇はないというかんじがあった。黒ずくめのスーツ姿でダンディなおじさまだった。

 

ずっと好きで、著作も色々読んできて、「辺境ラジオ」もいつも楽しみに聞いている、ファンと言ってもいい方なのだけど、私はもう本当に、「授業」というやつが苦手で、2時間じいっと黙って座って動かずお話を聴くというのは、なかなか骨の折れることで・・・・

でも、知的好奇心が刺激される、とても良い時間でした。

 

社会的な問題についての話題が多かったけれど、やはり今見えている現状を論ずるには、何事も歴史をベースとしたそれまでの経緯や、立場や宗教の違う立場の人々の文化に対する知識を有しているのは、最低限のツールだよなあ、と改めて思ったことでした。そのうえで、自分の感性をオープンに、様々な事象を照らし合わせてみること。

 

こうした前提を踏まえて、今起きている事を語ると、すごく納得行くというか、色々腑に落ちる。

いいとか悪いとか善とか悪とかでなく、彼らにとっての自然と必然がなんであるかが、人々の行動様式を決定していく。

それをそれこそ善とか悪とかでジャッジするのではなくって、「違いを意識化し、尊重の気持ちを持ち、あんまり干渉せずほどほどの距離感」と内田先生が言っていたけれど、そういう「間をとる」的なことで事でしか結局共存の道はないんだと思う、魔法のように全てが解決するなんて方法はどこにもないんだから。

 

講演とか特に好きではないし、巡り合わせで縁があった時だけふらりと行くという感じなのだけど、思えばこれまで一緒に色々行ったよね、と思い出話。

特に思い出深かったのは、付き合ってたころ、神戸で偶然出くわした故・中島らも氏のトークショー。ほんまにほんまに面白くて、終始くすくす笑いが止まらなかった。あれから結構時を経ずに階段から転げ落ちて亡くなってしまったのだった。

 

 

このところ、仕事のこととかでちょっと落ち込んでいるけれど、また気持ち切り替えて頑張っていかなあかんな、と思いました。

明日はYさんと、新しくなったミナミカレーにランチだ、わーい。