続・みずうみ

小さく平凡な毎日の中で、自分が感じた色んなことを、湖のような落ち着いた心持ちで考えていきたいと思います

movie

「CAPTAIN FANTASTIC(はじまりへの旅)」

DVDにて鑑賞。公開時、当然近隣では見られなかった訳だけれど、ほんとにもったいないことをした。すんばらしい映画だった。 去年見ていたら、2017年のベスト作品に入っていたなあ、これ。 どうして邦題が「はじまりへの旅」なんだろう。最後まで見ても分から…

「マギーズ・プラン」

グレタ・ガーウィグは、今一番楽しみな女優のひとり。 次に控えている作品は、彼女は出演なしの監督・脚本作品。自身の青春時代の思い出を自伝的に、自虐的に描いた「Lady Bird」という作品で、まだ日本公開は半年先だけれど、とても楽しみにしている。 で、…

「スリー・ビルボード」

スリー・ビルボード、とても面白かった。実に「今年らしい」作品と思う。 劇作家の監督の書く脚本には、独特のドライブ感があるように思う。サム・メンデスしかり、アスガー・ファルハディしかり。そして、登場人物が脇役に至るまでよく作り込まれて納得性が…

3月の映画、辻さんのこと

今年も、「アカデミー賞」という文字をあちこちで見かけるシーズンに。 あのハーヴェイ・ワインスタインが、何度も金をばらまいて賞を買っていたことも「改めて」明らかになり、オリンピックと同様、やっぱりダーティーなビッグビジネスなんだなと白けた思い…

並んだら負け

予想通り、「anone」が面白くって毎週水曜日が楽しみに。 ドラマの良いところって、1週間に1度、その曜日が楽しみになっちゃうところだな。楽しみになれるような作品はそんなに多くはないけど、それだけに「うー明日水曜日!」と思えるのっていいなあ。 今回…

「父と子のアラスカ〜星野道夫 生命の旅」

世の中の人たちは、どの程度毎日「感激」というのをしてるのだろう? 比べることもできないから想像もつかないんだけれど、 自分はほんとにしょっちゅう、一日に何度も、いろんなものを見聞きしては感激をしている。 今年のブログでは、映画以外でもそうした…

ウォン・カーウァイから派生する映画話

朝ごはん食べながら、渋谷のル・シネマでウォン・カーウァイ特集をやるってよ、とだんなさん。独身OL時代に当時まだあった歌舞伎町の新宿コマ劇場で、オールナイトの中国映画映画祭があって、連日通いつめ、その時にカーウァイ作品も見たなあと思い出す。 香…

「anone(あのね)」

そういえば、坂元裕二脚本の新ドラマが始まった。あやうく録画を忘れるところを友だちが親切に知らせてくれて感謝。好きなものがいろいろ共通している友人がいると、語り合える楽しみもあり、情報交換できる良さもあり、ありがたいことばかり。 同じく坂元脚…

だんなさんの2017年ベスト映画

いつものお休みと大して変わらぬ大晦日を過ごしています。 やっとこクリスマスツリーもしまったというだらしない年末。 夕方からは温泉へ行って、のんびり疲れをいやし、ご飯も済ませて、夜半に年越しそばをさらっといただく予定。 そろそろ帰省の準備もしな…

2017年の心に残った映画たち

今年も残り二日。 今日は「大そうじなんだよねー!」と張り切りモードんのおっちんに起き抜けにリマインドされ、 めんどくさいにゃあ・・・と思いつつ、適度に掃除をがんばる一日としよう。 その前にブログをひとつ。結局映画のことを考えているのが一番好き…

クリスマスの音楽番組

クリスマスに見た音楽番組ふたつ。 Netflixのコンテンツ、「ビル・マーレイ・クリスマス」。制作は2015年。監督はソフィア・コッポラだから、「ロスト・イン・トランスレーション」のコンビ再びだ。 ビル・マーレイは、年取るごとに扱いづらい感じのいい味の…

「スターウォーズ 最後のジェダイ」

どうかなーと思いつつ、家族につられて結局見ちゃった。 だんなさんは、あんまり興味がなかったところに来てたまむすびの町山さんの話を聴いて面白そうと思ったとのこと。 これまでの前提を覆す大どんでん返し。批評家筋は絶賛だが、スターウォーズの伝統を…

「希望のかなた」

楽しみにしていた、カウリスマキの新作。 こぢんまりと可愛らしくまとまっており、けして大柄な作品ではない。 この作品ベルリンで賞を穫ったらしいよ、とだんなさんに言うと、「えー!?まじで?」とすごくびっくりしていた。 確かにさりげない作品なんだけ…

「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」

昨日、この映画を見たことにも意味を感じる。 今、一番好きな監督のひとりである、ジャン=マルク・ヴァレの近作。劇場で見逃してやっとこ見られた。やっぱり彼の映画が大好きだ。 原題は「Demolition」。解体の意。だからこの邦題はキザなのだけど、むしろ…

「湯を沸かすほどの熱い愛」

昨夜、テレ東でたまたまやっていた。 「マー(わたしのこと)、これ見に行ってたよね。いい映画なの?」と我が家の小5 女子、おっちんに言われ、 「めちゃめちゃいい映画だよー。見る?」と言って、もう寝なきゃいけない9時から母子で見始める。 もう遅いか…

「わたしはダニエル・ブレイク」

ケン・ローチ監督、2016年・イギリス作品。100分。 イギリスジョン・カーニーの一連の作品や(アメリカ人だけど)テリー・ギリアムや、「トレインスポッティング」「ブラス!」など好きな映画もあるのだけど、自分の中でイギリス映画って、そんなに熱心に見…

「セックス・アンド・マネー」

今朝はキッチンに人が入り乱れて混雑して、作業が滞ってしまいお弁当がはじめて間に合わなかった。さっき学校へ届けに行って来た。 面倒だけれど、いつも午前中は家にこもっている暮らしなので、朝の外の空気を吸って自転車を漕ぐの、気持ちよかった。 セロ…

「否定と肯定」

「否定と肯定」鑑賞。上映劇場が神奈川県でたったの2館しかないので、上映初週の昨日はそこそこ混み合っていた。しかし2館。 なるほど、監督の意図と作品の意義は大変分かりやすく、このようなシリアスなテーマを扱う作品なのに、良い意味であまりヘビーでな…

「トースト 幸せになるためのレシピ」

「トースト 幸せになるためのレシピ」(2010年、イギリス作品)、Netflixにて鑑賞。 お茶を飲み、洗濯物をたたみながら子どもたちと。 イギリスの人気料理家、ナイジェル・スレイターの自伝を基に作られた作品。 1960年代のイギリスが舞台で、当時の生活スタ…

「ジム&アンディ」

おっちんは小学校の文化祭。だんなさんは横浜。ゆうたは中間テスト二日目、終わってそのまま部活。ゆうたのやつ、昨日全然できなかったと言って帰って来たのに、今朝はまた「テスト楽しみー」と言っていた。どういう精神構造をしてるのか。 私はこれから久々…

「ブルージェイ」

今日も良いお天気。 ゆうたは今週中間テストなので、部屋にこもって試験勉強をしている。超!めずらすぃー。 おっちんは家で退屈してわなわななので、組み立て前のクリスマスツリーを押し入れから出してあげた。 今は熱心に組み立て、飾り付けをしている。ご…

「ギフテッド」

お天気の土曜日。 昨日はトイレも惜しむくらいの勢いでこもって書いて、なんとか夕方には初稿が完成。 一日中、家に誰もいなくて、誰にも話しかけられたり何か頼まれたりする心配がなかったので、潜るみたいに集中して書く事ができた。 時間が消えたみたいに…

「ザ・サークル」

日頃からいろいろと思うところある「ソーシャル・ネットワーク・サービス」をテーマにしたこの作品。とても面白く見た。 インターネットというパンドラの箱を手にして以来、情報化や効率化やテクノロジーはかつてない猛スピードでドラスティックな変化を続け…

平日モード

昨日の雨は止んだけれど、寒々とした一日になりそう。 昨夜は夜の11時に駅へおっちんと友だち母子をお迎えに。 早朝3時半からずっと寝てないというのに、興奮気味に今日のことを語り、足がくさいと言われてやっと風呂に入り、(その間親はお先にと寝た)、深…

「彼女がその名を知らない鳥たち」

「彼女がその名を知らない鳥たち」、蒼井優と、撮影が素晴らしい作品だと思った。むしろ撮影に演出の深みを感じながら見ていたと思う。 見ながら何度も頭に小さなはてなマークが点灯。思わず「なんで?」と小声で隣のだんなさんに突っ込むこと数回。 もちろ…

「ブレードランナー2049」

台風一過、風爽やか。 明日、人に会う予定だったことを思い出し、今日は原稿書きをがんばって終わらせ、夕方から機嫌良くジムへ行こうと思う。 そうそう、初日にIMAX 3Dで「ブレードランナー2049」を見たのだった。 前作も、今回作られた3つの前日譚もちゃん…

「マイヤーウィッツ家の人々」

ノア・バームバックの新作は、劇場では公開されず、Netflixで公開。お金のパワーには誰も叶わないなあ。 既視感あり。先日久々に見てブログでも書いた「イカとクジラ」と良く似た話だ。 ニューヨークの知的エリート層のジューイッシュの監督がニューヨークを…

新学期はじまる、「ザ・マジックアワー」

新学期スタート。新学期感薄し。 ライフスタイル本のおかげで、家事のルーティンが整理されて気分がスキっ。 今日の午前中はさくさくとやるべきことをやれたので、とっても気持ちがいい! 給食は明日からなので、おっちん昼前に帰宅。急いで茄子のミートソー…

「ドリーム」

『ドリーム(原題:「Hidden figures」)』鑑賞。 良い映画だった。今の時代にとってもとっても必要な、希望の物語。 惜しむらくは凡庸な邦題。埋もれてしまってもったいない! 監督のセオドア・メルフィは、NY出身のアメリカ人で白人。ビル・マーレイが偏屈…

「The Squid and the Whale」

と、いうわけで久々に「イカとクジラ」を見直す。 ノア・バームバックの懐かしい作品。これ、初めて見たときすごく気に入って、スクリプトが欲しかったのだよなあ。あれからもう10年以上経つのか。 自意識過剰な、さも正しそうな両親の元で揺れ動く、2人の…