続・みずうみ

映画のことを中心に、小さく平凡な毎日の中で自分が感じた色んなことを、湖のような落ち着いた心持ちで考えていきたいと思います

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「デヴィッド・レターマン:今日のゲストは大スター」

毎朝、朝練弁当シフトで、週末は朝ゆっくり眠れるのが本当に楽しみなんだけど、今朝は5時起きして、おにぎりと卵焼きを作る。 ゆうたが今日から広島・京都へ修学旅行。帰りは月曜日の夕方。 うだうだして、いつものように怒られながら行ってしまった。久々に…

「生きのびるために(The Breadwinner)」

梅雨の合間。 せっかくのおひさまだけど、まだ地面が湿気っぽいので布団は干せないなー。 今日は1本締め切り。昼までにしゃっと仕上げる予定。 午後はジムヘ行きたいと思っていたけど、おっちんが朝、今日は放課後ボルダリングジムへ行きたいのでついて来て…

「万引き家族」

2018年/是枝裕和監督/120分/公開2018年6月8日〜 「ワンダフルライフ」も「歩いても歩いても」もすごく好きなんだけれど、私にとって一番思い入れのある是枝作品は、やっぱり「誰も知らない」だ。 初めて見たときは、結構な放心状態になったことを覚えてい…

「君の名前で僕を呼んで」

新宿シネマカリテにて。好きな映画館のひとつ。 あるパリに住んでいる映画好きの日本人女性のブログを時々読んでいて、日本公開前のおもしろそうな作品をそこで知ったりもする。 すごく簡単でそっけない短い感想文のみなのだけど、わりに共通する感覚の人な…

犬が島(ネタばれなし)

2018年アメリカ作品/原題 Isle of Dogs/ウェス・アンダーソン監督/101分/日本公開2018年5月25日〜 ウェス・アンダーソンは紛れもなくオリジナルな素晴らしい感性を持ったクリエイターである、もちろん。 彼の作ったものには隅々まで彼の印が押されている…

「アイ・トーニャ 史上最大のスキャンダル」

1994年のリレハンメル・オリンピックでの、トーニャ・ハーディングとナンシー・ケリガンの騒動のことを、うっすらと覚えている。 事件のことは表面的にしか知らなかったけれど、トーニャの事、なんとなく品がなく文句ばかり言い立てているイメージがあって、…

是枝監督パルムドール!

週末はいつも、家族優先で全然仕事できないことが常だけれど、昨日はオケの役員仕事を休ませてもらったので、ゆっくりキーボードに向かう事ができて、今日のノルマはなし。よっしゃ。 是枝監督、良かったなあ!!近年のカンヌやヴェネチアの受賞って、映画そ…

「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」

モード・ルイスは今から115年前に生まれたカナダ人画家。彼女の生きた時代は、日本で言えば明治から昭和中期にかけて、戦争を差し挟み、社会が大きく変革していった時代にあたる。そういう時代を、無欲に、身の回りを小さく照らすようにして生きたモードと夫…

「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」

はふー。 だんなさんが名古屋へ行ってしまって、ほーーっと一息ついている。 昨日はいちんち友だちと出かけてしまったので、今日は午後からみっちりヨガをする。それまではのんびり。わーい。 だんなさんはしばらく前から機嫌が悪く、なんじゃろ私何かしまし…

「アメリカン・スナイパー」

連休中日。今日・明日は学校がある。だんなさんもいそいそと海へ行ってしまったので、しばしひとりほっこり。 手帳に書きつけた懸案事項をひとつずつのんびり丁寧に処理して行こう。 昨夜の夕飯の後、BSでイーストウッドの「アメリカン・スナイパー」をやっ…

「心と体と」

新宿シネマカリテにて。2017年ハンガリー映画。 億のお金を操り、さらなる野望に向かって突き進む人の話を聞いた後での、この映画。 なかなかの高低差である。我ながらナイスチョイス、心休まる作品だった。 「よなよなエール」を飲みながら、靴を脱いでヒー…

「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」

見たのがもうしばらく前なので薄れかけているのだけど、賞の示す通り、やはりゲイリー・オールドマンの演技と辻一弘の卓越したメーキャップが作品の一番の見どころであると思う。 どれだけカメラが寄っても、人としての不自然さをほとんど感じさせないメーキ…

「hello I am David ! 」「デイヴィッドとギリアン 響き合うふたり」

昨夜からの雨は止んだけれど寒々しく暗くて、灯油を先週切れて買い足さなかったことを毎日悔やんでいるこのところ。 今週末は30℃を超えるというし、どうにも判断がむずかしい。 こんな寒いなかでも、やっぱり波さえあれば海へ行くだんなさん。ようやるわーと…

「愚行録」

DVDにて鑑賞。 いわゆる「イヤミス」というジャンルの作品。 日本映画にはこのテイストの作品が一定数あって、最近見た中でも「淵に立つ」や「彼女がその名を知らない鳥たち」などがあるけれど、個人的には好んで見ない。(李相日監督作品は別格だけれど) …

「TOMORROW パーマネントライフをさがして」

一週間がはじまった。春らしくお天気。 庭のフォレストパンジーは花盛り。自転車で町を走るとあちこちでも花盛り。 春の花は桜だけではもちろんなくって、全然違う地区に植わっている同じ種類の花が、示し合わせたみたいに同じ日に一斉に咲くことに感動して…

「LUCKY」

渋谷アップリンクにて鑑賞。 ああ、良い作品だった。 ハリー・ディーン・スタントンの遺作になった。 何かを語ろうとすれば全部野暮になってしまうという感覚。 この映画を私はとても好き。それだけでいいという気持ち。 ひとつ書けるとすれば、デヴィッド・…

「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」

最近いろいろ良い作品を見ているのだけど、今が今だけに、まずはこの作品。 ここ数日、ニュースを見ると、もう「ほんとにどうなっちゃってるの、この国は!?」とぽかーんとしてしまう。 めちゃくちゃくんではないですか。 今日は予算委員会での枝野さんの質…

ありがとう高畑さん/「かぐや姫の物語」再録

高畑勲監督が亡くなった。 有名人が亡くなってもほとんどが遠い世界の出来事だけれど、このニュースを聞いた時、珍しく「ああ、さびしいなあ、さびしいなあー」と思った。 それは、「大ファンです」というよりは、親戚のおじいちゃんを亡くしたのに近い喪失…

「サバイバルファミリー」

2017年作品、Netflixにて子どもと共に鑑賞。 好きな矢口監督の近作、見逃したと思っていたが、もうNetflixで見られるとは。 とはいえ、最近のNetflixは、オリジナルコンテンツ押しがすごくて、映画はあんまり増えない。 オリジナルコンテンツ、面白そうな作…

「anone」最終回

「anone」が終了。 坂元節を堪能したが、回が進むごとにいささか疑問符が増えていった作品でもあった。 とにかく、映画の2時間に比べて、1クールの連続ドラマは8時間以上と相当長いんだけど、それでもやりたいことに対して時間が足りなさすぎて、全体に駆け…

「リメンバー・ミー」

父は出張中ゆえ、母子3人で鑑賞。おっちんは半年以上前からすごく楽しみにしていて、先月からカウントダウンしていたくらい。 本編が始まる前に、結構な長尺で「アナと雪の女王」の短編が同時上映された。 本国公開が昨年月下旬だったこともあり、クリスマス…

「夜空はいつでも最高密度の青色だ」

鵠沼海岸「シネコヤ」にて鑑賞。 「シェイプ・オブ・ウォーター」を見た時にも感じたけれど、ハイリスクハイリターンの映画製作においては、市場原理優先で作られることがどうしても多いなか、監督の強くシンプルな思いが周囲の人々の心を動かした末に結実し…

辻さん

今朝はゆうたが朝練だから、いつも通りに早起きしてお弁当を作り、燃えるごみを出し、羽田空港へ向かうだんなさんを駅まで送迎し、さっき帰って来て、急ぎのメールをひとつ出したらもう、なんだか今日いちんちが終わったみたいな気分。まだ朝の8時台なのに〜…

「シェイプ・オブ・ウォーター」

昨夜からの大雨と風が冬を連れ去って行ってしまった。唐突に春が来て妙なかんじだ。 今日は用事もなく、「シェイプ・オブ・ウォーター」の初日で映画の日。まだ小雨が残る中、朝一番の回を見に。 冒頭のシーンから、深く静かな物語の中にうっとりと導かれて…

「ヨーヨー・マと旅するシルクロード」

DVDにて鑑賞。2015年アメリカ作品。日本の公開は昨年で、見逃していた作品。 ヨーヨー・マ率いるこのアンサンブルの成り立ちからして、興味をそそるには十分で楽しみに見たのだけど、 ヨーヨーをはじめとした被写体となる音楽家たちや、彼らの奏でる迫力ある…

「Seymour an introduction (シーモアさんと、大人のための人生入門)」

DVDにて鑑賞。 これは、シーモア・バーンスタインというひとりの優れた音楽家による「教室」のような映像である。 89才のもの静かでチャーミングなシーモア先生は、少年の頃に音楽に取り憑かれて以来、生涯を通してひたすら真剣に音楽に向き合ってきた。その…

「CAPTAIN FANTASTIC(はじまりへの旅)」

DVDにて鑑賞。公開時、当然近隣では見られなかった訳だけれど、ほんとにもったいないことをした。すんばらしい映画だった。 去年見ていたら、2017年のベスト作品に入っていたなあ、これ。 どうして邦題が「はじまりへの旅」なんだろう。最後まで見ても分から…

「マギーズ・プラン」

グレタ・ガーウィグは、今一番楽しみな女優のひとり。 次に控えている作品は、彼女は出演なしの監督・脚本作品。自身の青春時代の思い出を自伝的に、自虐的に描いた「Lady Bird」という作品で、まだ日本公開は半年先だけれど、とても楽しみにしている。 で、…

「スリー・ビルボード」

スリー・ビルボード、とても面白かった。実に「今年らしい」作品と思う。 劇作家の監督の書く脚本には、独特のドライブ感があるように思う。サム・メンデスしかり、アスガー・ファルハディしかり。そして、登場人物が脇役に至るまでよく作り込まれて納得性が…

3月の映画、辻さんのこと

今年も、「アカデミー賞」という文字をあちこちで見かけるシーズンに。 あのハーヴェイ・ワインスタインが、何度も金をばらまいて賞を買っていたことも「改めて」明らかになり、オリンピックと同様、やっぱりダーティーなビッグビジネスなんだなと白けた思い…